水道水は浄水場から給水管を通って私たちの家庭に供給されます。
セントラル浄水器とは、水道メーター部分に設置するタイプの浄水器です。キッチンやシャワーに取り付ける部分浄水と異なり、お風呂や洗面所など、家庭内の全ての水道水を浄化し、好きなだけ利用できるシステムなのです。
ここではセントラル浄水器の特徴やメリットについて、わかりやすくご紹介します。
ご家庭で使う全ての水を浄化
セントラル浄水器の最大の特徴は家庭内で使用する水道水全てを浄水することができる点です。
キッチンの蛇口などに取り付けるタイプの浄水器は主に飲み水の浄化に使われますが、セントラル浄水器の用途は飲み水だけではありません。キッチンやバスルーム、洗面台、さらに洗濯やトイレまで、私たちの暮らしに必要な全ての水を安心で美味しい浄水にします。
浄水する範囲の広さと利用できる浄水の量の多さは、セントラル浄水器ならではの魅力です。住居だけでなく、飲食店などでも大きな力を発揮する浄水システムだと言えるでしょう。
安心・安全な飲み水を供給
ここではよく聞かれる質問として、セントラル浄水器とウォーターサーバーの水質の違いについて解説します。
まず、ウォーターサーバーの水には、天然水とRO水の2つの種類があります。詳しくはこちらの記事もご覧ください。
天然水とは天然のミネラルを残しながら、ろ過や沈殿、加熱殺菌で不純物を除去して安心して飲める水にしたのが、天然水です。本来の味を損なわないように浄化や殺菌処理がおこなわれています。成分の多くは採水地ごとに特徴があり、味わいも異なります。
また、RO水は逆浸透膜という孔が0.0001ミクロンの超微細フィルターを通過させた水です。このフィルターを通した水は不純物やミネラル成分までも除去した「純水」に近い状態になります。非常に衛生的で安全な水です。
セントラル浄水器の水は先ほどご説明したRO水に近いお水とお考えください。
セントラル浄水器独自の高機能フィルターを通水させることで水道水に含まれる塩素や不純物を除去します。
さらにセラミックパウダーによりお水に磨きをかけ、ミネラルを適度に含むまろやかな軟水へと仕上げていきます。
コストパフォーマンスの高さも魅力
ウォーターサーバーやミネラルウォーターと比較すると、住まいの水道水全てを浄水するセントラル浄水器の使用量あたりのコストは安くなります。飲み水だけでなく、生活用水も安全なものを使いたいとお考えの方にとっては、経済的でコストパフォーマンスの高い浄水システムです。
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安心で快適な暮らしを実現する浄水
水道水に含まれる残留塩素は、肌や髪のタンパク質を酸化させて刺激やダメージを与えてしまうおそれがあります。セントラル浄水器を設置することで、洗顔やシャワー、入浴などに使うお湯や水全てが、残留塩素による刺激のない安全な浄水になります。
毎日の生活に使う水を浄水にすることで、洗顔をするたびに気になっていた肌のつっぱり、お風呂に入るときの肌のヒリヒリ感が無くなります。残留塩素をろ過した浄水シャワーでシャンプーをすることで、気になっていた髪のきしみやパサつきを抑えることも期待できます。
キッチンで浄水を使うメリット
水道水で野菜洗いをすると、残留塩素の影響によってビタミンやミネラルなどの栄養素を損なってしまいます。セントラル浄水器でキッチンの水を浄水にすれば、切り替えの手間なく好きなだけ浄水を使って野菜洗いや米とぎなどをすることができます。
食材を煮る、炊く、蒸す際に使う水を浄水にすることで、素材の味を最大限に生かした料理を作ることができ、野菜洗いと同様にビタミンなどの栄養素の損失を防ぐ効果もあります。
カートリッジの劣化を最小限に
セントラル浄水器は、住まいや施設などに水道を供給する入り口部分に設置するので、熱いお湯が浄水器のカートリッジを通ることはありません。
蛇口やシンクに取り付けるタイプや、シャワーヘッドタイプの浄水器では、水の出口に浄水器を取り付けているため、お湯がカートリッジを通ることになります。高温のお湯が浄水器を通ることによって、カートリッジの活性炭が膨張してろ過した不純物が流れ出す、浄水器本体やカートリッジのゴムパッキンなどの部品が消耗して浄水機能が低下するといったトラブルが生じやすくなってしまいます。
セントラル浄水器では浄化された水をお湯にするので、カートリッジの劣化を最小限に抑えることができます。浄水器のカートリッジの消耗や劣化などを心配することなく、お風呂やシャワーで安全なお湯を好きなだけ使うことができる点も、セントラル浄水器の大きな特徴です。
水道管のゴミや赤錆をろ過して、給水管の劣化を防ぐ
セントラル浄水器は水道水に含まれる残留塩素だけでなく、赤錆や微細なゴミ、プランクトンの死骸などもろ過します。
残留塩素やゴミ、有機物など水道水に含まれる不純物は、水道管が劣化する要因になってしまいます。そうした水道管を劣化させる不純物を住まいや施設の入り口部分でろ過するセントラル浄水器を使用することによって、給水管の劣化を防いで良好な状態を長期間保つというメリットが生まれます。
コストパフォーマンスの高さも魅力
ウォーターサーバーやミネラルウォーターと比較すると、住まいの水道水全てを浄水するセントラル浄水器の使用量あたりのコストは安くなります。飲み水だけでなく、生活用水も安全なものを使いたいとお考えの方にとっては、経済的でコストパフォーマンスの高い浄水システムです。
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